塾紹介 アーカイブ - オンライン国語指導|アースリード https://aaas-lead.jp/category/blog/introduction/ 現役研究者が教えるオンライン個別指導塾 Fri, 30 Dec 2022 21:41:42 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.5.2 https://aaas-lead.jp/wp-content/uploads/2022/05/cropped-favicon_c-32x32.png 塾紹介 アーカイブ - オンライン国語指導|アースリード https://aaas-lead.jp/category/blog/introduction/ 32 32 国語教育研究の最先端から──「哲学×教育」の未来(佐藤宗大) https://aaas-lead.jp/post-835/ https://aaas-lead.jp/post-835/#respond Fri, 15 Jul 2022 05:24:00 +0000 http://hp.aaas-lead.jp/?p=835

哲学もずいぶん愛想がいい学問になったなあ、と感じることが多くなった。「世間と隔絶しひたすら思索に耽る」なんてイメージはとっくに時代遅れだ。大都市では街角のカフェで哲学対話のイベントが開かれていたり、あるいは企業のコンサルタントに哲学が関わっていたりする、という噂を耳にする。あまりやりすぎると「若者をたぶらかした」と死刑を宣告される羽目になるが(数千年前のアテナイという街にそういう人がいた。名をソクラテスという)、哲学は社会とつながっているし、私たちの生活の中にしれっと存在している。そんな世の中になりつつある。

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当塾で講師兼アドバイザーを務める佐藤宗大さんより、国語教育についてのコラムを寄稿していただきました。本コラムでは、哲学と国語教育の未来について、専門家の立場から考察していただいています。

寄稿者

佐藤 宗大(アドバイザー)

Profile

京都大学大学院文学研究科西洋哲学史専修修了。修士(文学)。「哲学を社会の力に」との思いから、教育系ベンチャーに就職ののち独立し、個人事務所OFFICE Kを設立。国語を中心に、多くの生徒を志望校へと導く。現在は「哲学×国語教育」をテーマに、日本有数の教育研究拠点である広島大学で研究活動中。アースリードの指導方法に対して、専門的見地から助言を行う。

哲学と教育との深い関係

哲学もずいぶん愛想がいい学問になったなあ、と感じることが多くなった。「世間と隔絶しひたすら思索に耽る」なんてイメージはとっくに時代遅れだ。大都市では街角のカフェで哲学対話のイベントが開かれていたり、あるいは企業のコンサルタントに哲学が関わっていたりする、という噂を耳にする。あまりやりすぎると「若者をたぶらかした」と死刑を宣告される羽目になるが(数千年前のアテナイという街にそういう人がいた。名をソクラテスという)、哲学は社会とつながっているし、私たちの生活の中にしれっと存在している。そんな世の中になりつつある。

そうした哲学と社会とのつながりの一つが「教育」だ。そもそも元をたどれば、教育と哲学とは兄弟のようなものだった。むしろ私などは、哲学が目指す世界や社会を具体的に実現していこうとする営みの一つが教育なのだ、と考えている。証拠というわけではないが、哲学者の中には、教育の方面でもその名がよく知られている人が何人もいる。たとえば、ルソーの『エミール』といえば教育学の古典中の古典だし、プラグマティズムの巨人デューイは、アメリカの教育学理論や、その影響を強く受けている日本の戦後教育を考える上で避けては通れない存在だ。こういうわけで、哲学と教育とは、学問レベルですでに密接な関わりがある。

哲学と教育とのビミョーな関係

とはいえ、哲学と教育とは同じではない(当たり前だ)。このへんは「学的アイデンティティ」とか「学問のアクチュアリティ」とか、いろいろ根深いというかめんどくさいというか、要はこの紙幅では触れられない問題があるのだが、まあそれはいい。シンプルに両者の関係について一番ネックなのは、それぞれが対象としている人間モデルの違いだ。

どういうことか。哲学が議論の対象にしているものは、それが「主体」であれ「社会」であれ「芸術」であれ、無意識に「大人」の世界であることが多い。しかし、教育(学)が取り組んでいるのは「子ども」の成長である(もちろん高等教育とか成人教育とかもあるが、それはとりあえず置いておく)。またまた当たり前の話だが、「大人」と「子ども」とは違う。したがって、「大人」の理性をベースにした哲学の理論や発想を、「子ども」の成長や発達に関してそのまま当てはめるわけにはいかない。乱暴に言えば、ここが哲学と教育(学)との分岐点である。先ほど名前の上がったルソーやデューイは、そもそもの関心に「子ども」が含まれていればこそ、教育(学)でも重要な役割を果たしている、と言えるのかもしれない。

つまり、「大人」の世界に哲学を売り込むことほど、教育に哲学をつなげていくことは簡単ではない。いや、「大人」が本当に哲学の想定するような「大人」なのか?と疑ってみると、実は「大人」たちにすら、哲学をつなげていくのは容易ではないのかもしれない。となると、ますます哲学は教育と手を携えていなかければいけない。ここで話は出発点に戻る。

さてさて、どうしたらいいのだろうか?

哲学と教育とのこれからの関係(?)

哲学と教育とを結びつける方法は、今のところ大きく2つある。

まずひとつは、哲学自体を教育すること。つまりは「哲学教育」である。最近は日本でも「子どものための哲学(Philosophy for Children, 通称P4C)」に関する研究や実践事例が増えてきており、Eテレでも研究者の監修のもと、「Q 〜こどものための哲学」という番組が制作されたりしている。すごい時代になったもんだ。

それからもうひとつは、教育という営みに哲学がパートナーとしてコミットしていくこと。つまり、哲学を学ばせるのではなく、「学ぶ」こと自体を哲学の立場から一緒に考えて、具体的な「学び」につなげていこうということだ。

前者のアプローチのほうが日本では目新しいが、私が研究者として、哲学と教育とをクロスオーバーさせために取り組んでいるのは後者のやり方である。

いま、国語教育には、何としてでも哲学が必要だ。それは、近頃はやりの「ロジカルシンキング」に関してだけではない。国語教育が育てるべき「リテラシー」の把握と具体化にあたって、哲学が大きな役割を果たすと考えている。

今の小学生にとって、「読む」対象は「文章」だけではない。チラシや絵、あるいはグラフなど、目に入る「情報」そのものすべてが「読む」ことのうちに含まれている。そして、「読み」の妥当性は、飛び込んでくる「情報」を自分がどう受け取り、根拠づけるかによって測られる。こうした「情報」との接し方や態度・能力を、幅広く「リテラシー」という。「読む」と言ったら「文章」を読むのであって、「筆者の言いたいこと」を正確に読み取らなければならないというような時代は、とうに過去のものなのだ。

「わたし」に与えられてくる「情報」をどう根拠づけながら、「私」の「読み」として構成するのか。これはもはや、「ことば」を超えた「認識」をめぐる問題だと言っていい。いや、むしろ「ことば」の内側にとどまっていては、「ことば」以外の「情報」とどう向き合うのかは考えられない。だから、「ことば」にならないものや、「ことば」を超えたものを扱えるパートナーが、国語教育には必要だ。

ここで哲学が出ていかなくて、誰が出ていくというのだろうか。哲学の本領は「論理」だけではない。「考える」ことを足場に、あらゆるものを概念として取り扱おうとするその営みに、哲学の哲学らしさがあると私は考えている。だからこそ、国語教育の課題を、哲学もまた同じように課題として引き受け、一緒に考えていける。そう私は信じている。

では、哲学と国語教育がタッグを組むと、どんな授業ができあがるのか?それは、この会社も一つの可能性を示してくれるだろうし、何より私の研究の先にその答え(の一つ)がある。

というわけで、皆さん、近い未来にお会いしましょう。

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マネージャー挨拶 https://aaas-lead.jp/post-275/ https://aaas-lead.jp/post-275/#respond Thu, 14 Jul 2022 15:44:08 +0000 https://hp.aaas-lead.jp/?p=275

自己紹介・経歴 オンライン国語指導アースリード・マネージャーの加藤将大です。 改めて私の経歴を説明させていただきます。 中学受験で洛南高附属中に入学後、洛南高校を経て京都大学経済学部に入学。 同学部を卒業後、金融機関での […]

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自己紹介・経歴

オンライン国語指導アースリード・マネージャーの加藤将大です。

改めて私の経歴を説明させていただきます。

中学受験で洛南高附属中に入学後、洛南高校を経て京都大学経済学部に入学。

同学部を卒業後、金融機関での勤務を経て予備校で国語の講師として勤務。

その後、管理部門での勤務を経た後に、元代表の五十嵐と共同でオンライン国語指導アースリードを設立いたしました。

私と教育との出会いは、小学生の頃まで遡ります。

初めての指導経験は、同じクラスの友人への質問対応。

そこで教えることの楽しさに気づき、大学入学後にアルバイトとして講師をしていました。

金融機関から予備校への転職は、その時のやりがいを忘れられなかったのが理由でした。

アースリード設立の動機

そんな私が、どうしてアースリードを設立したのか。簡単に言ってしまいます。

「もっと生徒にとって価値のある授業を提供できるんじゃないの?」という思いが強まったから。これが理由です。

成績を上げる、志望校に受かる、できるようにする。これは教育サービスを提供するものとして当たり前の価値です。

でも、本当にそれだけでいいのだろうか。

なぜ、成績を上げたいのか、志望校に受かりたいのか、できるようになりたいのか。

それは受講生が今持っている目標を達成したいから。

けれども、人生はその目標を達成すれば終わりではありません。志望校に入った後も人生は続きます。むしろ、その後の人生のほうが長く続いていきます。

受講生にとって、志望校合格という価値は果たして十分なのでしょうか。

その先の人生でも「あぁ、あの時受講していてよかった」と思えるようなことができるんじゃないか。むしろ、そこにこそ教育の本当の価値があるのではないか。ならば、できる限りその価値に応えられるような授業を提供したい、していきたい。

そんな思いから、アースリードを設立しました。

どうして現代文・小論文専門なのか

アースリードは現代文・小論文専門の塾です。

これまで受験科目の中で、現代文・小論文はどちらかといえば日陰の存在でした。

理系の受験科目ではなかなか採用されず、文系であっても英語の方が優先順位が高め。

現代文や小論文は、どう勉強していいかわからない。どうせセンスなんでしょ。

だったら他の科目をした方が効率がいい。これが定説でした。

そんな中、昨今「考える力」の注目度が増してきました。では、「考える」とはそもそもなんでしょうか?

ロジカルシンキング?論理力?確かにこういった力は考える時に非常に有効です。ですが、こういったものはあくまでツールです。考えることそのものではないのです。では考えるとは何なのか。

私は考えることを「言葉にすること」だと思っています。

「考える力」には様々な要素があります。先ほどの「ロジカルシンキング」や「論理力」はその最たる例です。ですが、ちょっと待ってください。私たちが考える時に絶対使っているものがあります。それが言葉です。

私たちは、言葉なしに考えることはできませんし、またそれを伝えることもできません。なんとなく思っていること、ぼんやりした思考のあと。そういったものは「言葉」という形を得ることで実際に考えたり、相手に伝えたりすることができるものになります。つまり、「考える力」は「言葉にすることができる力」と言い換えるできます。

では、その力を一番鍛えられるのは何か。私は、現代文・小論文以外にないと思っています。現代文・小論文は、他者の言葉を読み、それをできるだけ正しく理解し、自分の言葉でできるだけ正しく表現する科目です。これは「考える」上で必須の要素です。

だからこそ、そういった力をつけるのに最適なのは、まさに現代文・小論文なのです。

だからこそ、私は今後現代文や小論文のニーズも提供サービス数も増えていくと思っています。そうなった時に起こるのは、「本当にいいサービスが何かわからない」という現象です。どのサービスも最もらしいことを謳います。どのサービスも実績を出して、成果が出ることを強調します。その結果、受講生はどのサービスが本当に価値のあるものなのか、分かりにくくなってしまいます。それはある意味仕方ないことなのかもしれません。

でも、だからこそ、私は本当に価値のあるものを提供したい。そしてできると信じています。せっかくのご縁で出会った方々に本物の考える力をつけていただきたい。日々「言葉にすること」に向き合っている研究者に接し、本物の考える力が何かを体感し、それを少しでも自分のものにしていただきたい。本物に触れていただきたい。

だからこそ私は、私たちアースリードは、現代文・小論文専門なのです。

本物はそうたくさん提供できません。他の科目をしないことで出会えないご縁もあるでしょう。でも、本当に価値のあることを提供するには取捨選択は必須です。できることだけをやる。本当に価値のあるものを提供できるものだけ提供する。そう思うからこその現代文・小論文専門ですし、その姿勢は今後続けていこうと思っています

研究者だからこそできることがあります

私たちアースリードの授業は全て「哲学」の現役の研究者が講師を務めています。そこにこだわりを持っています。ではなぜ研究者にそれだけこだわりを持っているのか、その話もさせていただければと思います。

誤解を恐れないでお伝えすると、哲学の研究者が普段していることは、文献を読みそれを踏まえて考え、それを論文などに表現することです。このプロセスは、まさに考えることそのものです。実際に「言葉にすること」と日々真正面から向き合っている人たちなのです。

私は、その意味で、哲学の研究者はまさに現代文・小論文の専門家と言えると思っています。現役の研究者は、日々向き合っている分、考える力そのものも高いレベルにあり、かつ日々それを高めているとも言えるのです。そういった方々からの授業を受けられるというのは、本当に贅沢なことではないでしょうか。

しかし、哲学をはじめとした人文系の研究者は、その価値を正当に評価されていないとも言えます。文系科目への予算の縮小もあります。人文系の院に進んでも就職先が見つからないという問題もあります。私は、それは社会がそういった研究者の価値に気づけていないからだと思うのです。何かについて探究を深めていく。その作業は文系であろうが理系であろうが同じだと思っています。その結果得られた力にも差異はないと思っています。そういった力は文系であってももっと評価されて然るべきではないでしょうか。

だからこそ、私は研究者にこだわりたいのです。少しでも多くの人に、研究者の価値を知っていただきたいのです。研究者は、職人と同じだと思っています。職人の確かな力、技術は人を圧倒します。そういった経験を少しでも多くの人に経験していただきたい。私は本当にそう思っています。

終わりに

少しでも、現代文・小論文に悩みのある方はぜひ無料体験授業を受けてみてください。

本物の力を磨いていきませんか?本物の力に触れてみませんか?

受験生でなくても大丈夫です。社会人の方や中学生の方も含め、少しでも力を磨きたいと思ったらぜひご連絡ください。

そんな皆様のお役にきっと立てるはずです。

どうぞよろしくお願いいたします。

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開講のご挨拶 https://aaas-lead.jp/post-167/ Thu, 14 Jul 2022 13:14:00 +0000 https://hp.aaas-lead.jp/?p=167

みなさま、初めまして!オンライン国語指導アースリードのマネージャーを務める加藤と申します。当塾は、現代文・小論文専門のオンライン個別指導塾として開講しました。受講生の実力・成績向上のため、スタッフ・講師一丸となって頑張っ […]

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みなさま、初めまして!オンライン国語指導アースリードのマネージャーを務める加藤と申します。
当塾は、現代文・小論文専門のオンライン個別指導塾として開講しました。
受講生の実力・成績向上のため、スタッフ・講師一丸となって頑張ってまいりますので、よろしくお願いいたします!

さて早速ですが、以下では当塾について、もう少しだけ説明させていただきます。

アースリードの特色・強み

当塾の主な特長・強みは以下の4つです。

  1. 講師が全員、一流の読解力・表現力を持つ現役の研究者であること
  2. 専門塾ならではの効果的なカリキュラムを持つこと
  3. 完全1対1個別指導での対話型トレーニングを行うこと
  4. オンライン専用設計の授業を行うこと

これらの特長の詳細については、今後HPやこちらのブログで今後説明していきます。

こんな人にオススメ

  • 現代文・小論文をどうやって勉強したらいいのかわからない
  • 学校や塾の解説を聞いただけではわからない、問題がとけない
  • 受験テクニックをたくさん覚えても、試験で効果がでない
  • 結局はセンスの問題だから、勉強しても無駄だと思っている
  • どんな場面でも役に立つ、本当の読解力・表現力を身につけたい

なぜ現代文・小論文専門?

アースリードは現代文・小論文専門の個別指導塾です。

「国語指導」と名付けてはいますが、現時点では古文や漢文の授業も提供していません(将来的には提供する方向で考えています)。
これは受験産業において収益を上げることだけを考えれば、あまり賢い方法とは言えないでしょう。
ではなぜ当塾はこのような形態の事業を始めようと思ったのか。

これにはいろいろな理由があるのですが、ここでは以下の2点について説明します(他の理由についてはまた記事を改めて説明します)。

  1. 現代文・小論文を通じて養われる読解力・表現力は、すべての学習の基礎である
  2. 現代文・小論文は、「コスパ」がいい科目である

本物の読解力・表現力はすべての学習の基礎

実は当塾の授業が目的としているのは、必ずしも「受験を乗り切るための能力」をつけることではありません。
もちろん現代文・小論文の成績を上げることが第一の目的ではありますが、当塾が見ているのはその先。
あらゆる場面で役に立つ本物の読解力(以下の記事で言う「汎用的読解力」に近い能力)です。

私たちはどの教科を勉強するにしても、日本語を使う必要があります。
教科書や参考書、さらには問題文が読めなければ、そもそも自分が何をやっているのかもわからないはずです。
すなわち、読解力は学習における最大の「ボトルネック」と言えるのです。

逆に言えば、様々な文章を読み解く「本物の読解力」を身につけることで、他の教科の成績向上にも繋がるはずです。
実際に、ここでいう「本物の読解力」の一部と「偏差値」が相関するという研究結果が大規模調査により得られています。

(こちらの調査は、「事実について書かれた短文を正確に理解する力」についてのものであるという点にだけ注意が必要です。当塾で養成する能力はこの力を含みますが、もっと広範な読解力を想定しています)

また長年塾講師を務めている人間ならば誰でも、「短時間で急激に伸びる」のは、読解力がある生徒さんであることを実感していると思います。

アースリードが提供するのは、現代文を通じて「本物の読解力」をつける授業です。
おそらく、このように「本物の読解力養成」を目的とした授業を提供する塾は、日本にはほとんどないと考えられます。
そのような授業を、自身が高度な読解力を持った現役研究者が提供する。それが当塾のコンセプトです。

また同じ言語を操る能力である以上、読解力は表現力と表裏一体です。
自分で書くことができるためには、読むことができなければならず、逆に「読む力を養う」ためには「自分で書く力をつける」ことも大切です。
現在の受験科目の中で、もっとも「書く力」を身につけることができるのは、現代文の論述問題と小論文に他なりません。
小論文を通じて、「本物の表現力」を身につける。これが当塾の二つ目のコンセプトです。

現代文・小論文は「コスパ」がいい?

「受験だけを考えるなら現代文・小論文にそこまで頑張る必要はない」「趣味でやるならいいけど」

これは実際に、当塾に対して同業他社からかけられた言葉です。
確かに現代文や小論文は、受験全体から見れば一部の科目に過ぎず、点数配分も大きいとは言えません。
受験だけを考えるならば、適当に見切りをつけておいて、他の科目に注力したほうが「コスパ」がいい。そういった考え方もできるかもしれません。

しかし、「現代文・小論文を通じて養われる読解力・表現力があらゆる学習の基礎である」という考え方に立てばまったく逆の状況が見えてきます。
この場合現代文・小論文は、他の科目の成績を底上げできるもっとも「コスパ」のいい科目であると言うことができます。

さらに言うならば、もし本物の読解力があれば実は塾・予備校に通う必要すらなくなるかもしれません。
自分で情報を読み解くことができれば、巷にあふれる高品質な教材によって自学自習が可能になるからです。
実際に当塾スタッフの五十嵐と吉川は、自分たちの読解力をベースにして独学で京都大学に合格しています。

そう考えると、現代文・小論文は最高に「コスパのいい」科目であると言えるのではないか。私たちはそう考えます。

運営会社について

運営会社である株式会社AaaS Bridgeは、「知」と「社会」をつなげることを目的に2022年4月に設立された会社です。
この会社の目的・理念は、大学・研究者の持つ能力・スキルを社会に還元し、その価値によって生み出された収益をさらに大学・研究者に還元することにあります。

この記事を書いている私(加藤)が代表取締役の一人を務めていますが、共同創業者の五十嵐は哲学を研究する現役の研究者です(五十嵐の研究者としての経歴・業績はこちらをご覧ください)。
他にも多くの研究者にご協力を頂いています。
研究者の声を誰よりも知る会社の一つとして、「社会」とのよりよい関係構築のために日々邁進しています。

『オンライン国語指導|アースリード』は、若手研究者・ポスドクと呼ばれる人たちの能力を活用し、中学生・高校生・高卒生の方たちに本物の読解力・表現力を身につけてもらう。
そして、その読解力・表現力によって自分の世界を広げ、これからの人生を生き抜くための礎を得て欲しいという思いで立ち上げました。

研究者の専門知識・スキルで新しい価値を提供する


現在の日本社会では(世界的にもですが)、これからの学問を背負って立つべき若手研究者が、非常に厳しい立場におかれています

この問題の原因の一つは、研究者たちの専門知識・スキルが、適切に社会に認知・提供されていないという点にあると考えられます。
逆に、もし研究者の知識・スキルによって新しい価値を提供することができれば、研究者に対する社会からの視線も変わり、また彼らが研究を続けていけるだけの収入を得ることができるようになるはずです。
このため、私たちは「研究者たちの能力を用いて、社会に新しい価値を提供する手助けをすること」を企業のミッションとしたのです。

特に研究者たちは、非常に高度な言語能力(読解力・表現力)を持っており、現代文・小論文を教えるに当たって最適な人材であると考えています。
この彼らの能力を最大限に活かし、社会に大きな価値を提供するためには、自分たちで学習塾を立ち上げる必要があると考えました。
この塾を通じて、受講生の方々に他にない価値を提供しつつ、若手研究者が生活をするための糧を得てもらう。
これが当塾のミッションであると考えています。

今後の予定について

開講記念キャンペーン

現在、開講記念キャンペーンを実施中です!(終了時期未定)

先着30名限定で授業料が20%OFFになります(受講している限りは永久に割引!)。

気になっている方は、是非こちらのフォームからお問い合わせください。

ブログ・SNSの更新

こちらのブログでは、当塾のお知らせや、現代文・小論文の勉強法、受験について、有益な情報を提供していきます。

さらに今後はTwitter、Facebook、Instagram、LINEなどのアカウントを開設し、お知らせや更新情報を公開していく予定です。

開設後にはお知らせいたしますので、ぜひフォローしてみてください。


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